2013年1月18日金曜日

【山本一郎】コンシューマゲーム開発部隊がスマホアプリやソーシャルに何故適応できないか(メモ)_1

山本一郎/アルファブロガーにしてゲーマー。その正体は,コンテンツ業界で今日も暗躍(?)する投資家 山本一郎:茹で蛙たちの最後の晩餐 ブログ:  読者の皆さま,ご無沙汰しております。何となくゲームレビューに向いた作品を最近プレイしておらず,かといって直近の業界事情をまとめようにもあまりにも流動的であって,理由をつべこべ述べておりますが,まぁ原稿を書くのが面倒くさかったんだよ。  かれこれ一年半ぐらいのご無沙汰になっておりますが,一時期はゲーマーがこぞって「もしもし」などと馬鹿にし続けてきたソーシャルゲームが,ついに大ブレイク。世界市場を狙って,噂のベンチャーも名の轟く大企業も,こぞって競争の真っ直中に躍り出る様相になってまいりまして,この成長市場に参入しない奴はクズだぐらいの勢いになってきました。  それもあって,大手ゲームパブリッシャーから多額の制作費をもらって大型プロジェクトをぶんぶん振り回してきた著名ゲームクリエイターや有名スタジオも,リネージュ2 RMT,一個外れると次の仕事がないよ状態になりつつあります,ダークブラッド RMT。  あんだけ華々しく夢だ独立だと騒いでいた経営者も,業界のルール変更を突きつけられて右往左往しているというのが現実なわけですねえ。そういうなかで,お前はクビだと肩を叩かれるゲーム業界人が一昨年ぐらいから急増してきたのは本連載でも書いてきましたが,どうやら本格的に,私たちの知るゲーム業界は急速にその装いを変え,従来の慣れ親しんだ据え置き型をワンオブゼムの下のほうへ,ゲーム専用携帯機は無用の長物へ。よりオープンで,すぐに楽しめ親しめる作品へと豪快にシフトし続けております。  しかし市場環境に振り回される作り手はとても大変。そういう連中を統制する私も大変。ということで,連載復活一発目は,ゲーム業界涙目の制作者あるある話でお茶を濁したいと思います。よろしくお願いします。  ちなみに。記事を寄稿していない一年半の間に,次男は生まれるわ取引先に「で,切込隊長って結局なんなわけ?」ってマジ顔で聞かれるわ白髪が増えてどんどん老けるわ,もういい加減「切込隊長」とか名乗らなくていいだろということで,寄稿の際のライター名を本名の「山本一郎」に戻させて頂きましたが私って綺麗?  まあ,定番の話も多いんですけど,ソーシャル大バブル大会の波に乗り遅れるな! というのが一番大事なところであります。いやほんと。  その中でも,まずは作り手側の問題点から書き連ねてみたいと思います
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